2007年03月23日
ソーセージとウインナーって何が違うの?(0000 その他)
ソーセージとウインナーって、何が違うの?
四角いソーセージも、ハムみたいなソーセージもあるけど……???
これは多くの方が疑問に思っていることではないでしょうか。シムラも、この仕事についてからその違いを知りました。では、豆知識、いってみましょう!
ソーセージとウインナーは、別物のようにとらえがちですが、実はそうではありません。ソーセージはウインナーをはじめ、フランクフルトやサラミなどを含めた総称なのです。ウインナーはウインナーという呼び名で親しまれておりますが、正式には「ウインナーソーセージ」といいます。
有名どころでいえば、以下のようなものがあります。
・ウインナーソーセージ
・フランクフルトソーセージ
・ボロニアソーセージ
これらの違いは、本来はケーシング(ウインナーの外側にある薄い皮のようなもの。かじった時にパリッとなるのは、ケーシングのおかげですね)として用いる腸が、羊か、豚か、牛かという違いです。しかし、人口ケーシングを用いることが多くなった現在では、太さの違いということになるかもしれません。ウインナーが20mm未満、フランクフルトが20~36mm未満、ボロニアが36mm以上となっています。
リオナソーセージは、太さに関係なく、にんじんやグリーンピースなどが入っているものをさします(例:軽井沢工房のシンケンパステーテピスタチオ)。このほかにも、ソーセージの中にはドライソーセージや、セミドライソーセージといったものがあります。
ちょっと驚きなのは、レバーペーストもJAS規格においては、ソーセージの分類に含まれること! 一般的にはスプレッドと考えていますよね。
ソーセージは実に種類が豊富。
一見「ハムでしょ?」と思われがちな扇型ソーセージスライスパックですが、原材料や製法の分類上はソーセージなのです。ブロックタイプの扇型ソーセージを見ていただくと、ソーセージだと納得していただけるかもしれません。
要するに、ハムやウインナーやソーセージは、人間と同じ。見た目(形状)じゃなく、中身(原材料や製造方法)が問題なんです。
もちろん、ソーセージの分類はこれだけではありませんが、簡単な豆知識としてご紹介してみました。参考になりましたか?
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